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女の園の星 2巻まで
女子校で教師をやっている生真面目な国語教師・星先生のおだやかだけどちょっとおかしな日常を描いた作品。少女マンガ。

マンガ好きが集まる匿名掲示板のスレッドで話題に上がっていたので気にはなっていたのだけど、題から「星」だけにSFっぽい感じがしていまいち手を出す気になれなかった。あるとき本屋でたまたま表紙が目に入って銀縁メガネのまじめそうな男だけが描かれているのを見てすごく気になったので読んでみた。とても面白かった。

一話目は女子生徒たちが学級日誌の備考欄で絵しりとりをやっていて、星先生はなんだかんだで毎日それをささやかな楽しみにしていたのだけど、ある日そこに陰気な男が描かれていて不思議に思う。何の絵だか分からなかったので、あとに続く絵をヒントにしようと思って次の日まで待ってみたがますます分からなくなる。答えを求めてくだらない想像を始める星先生だったが、そこへ隣の席のイケメン数学教師・小林先生がうざく絡んでくる。

女子校が舞台だけど先生同士のふれあいのほうが比重として大きく、女子生徒は時々絡んでくる脇役って感じ。星先生が一人で考え事をしたり隣の席の小林先生と対話したりして話が進む。おっとりした星先生が女子生徒や小林先生なんかに色々と振り回されるのが見ていて面白い。この作品は少女マンガなんだけど、多分読者は女子生徒の立場に立ってこのちょっとヘンな先生たちを観察している感じになるんだと思う。

たぶん誰が読んでもクスッと笑える楽しい作品なので読んでみてほしい。
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