音楽、音
Land Of Broken Hearts
Royal Hunt (METAL MANIA, ROYAL RECORDS (TEICHIKU RECORDS))
まあまあ(10点)
2024年12月7日
デンマーク出身のハードロックバンド、ロイヤル・ハントが出した1stアルバム。このバンドにはエレキギターもいてメタル音楽に分類されるけど、キーボードのアンドレ・アンダーセンが主導しており、ネオクラシカルでカッチリ組み立てられた曲が特徴。
自分はアメリカのプログレッシブメタルバンドDREAM THEATERが大好きで、当時出ていたアルバムだけでは満足できず、似たグループも探していたところSymphony Xの次にこのバンドと出会った。
このアルバムはなんといってもあのプロレスラー蝶野正洋の入場テーマCrashの原曲であるMartial Artsが収録されている。日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」の名物企画「笑ってはいけない」シリーズの中で、月亭方正が蝶野正洋になんだかんだでビンタされるコーナー(?)があって、そこで毎回流れるのでこの番組をずっと見ている人なら聞いてすぐ分かると思う。
自分はこの曲との出会いの方が先だったので、テレビで流れていたのを聞いたときは違和感があった。でもWikipediaによると蝶野がコペンハーゲンのライブハウスでアンドレに楽曲の制作を依頼したらしい。正直あんまりプロレスラーの入場テーマには似つかわしくないと思う。
ノリがあんまりバンド音楽っぽくない。なんか打ち込み音楽っぽい。でもちゃんと生ギターを使ってる。ほんと「使ってる」って感じ。キーボードのアンドレ・アンダーセンがきっちり曲を管理している。ギタリストに個性を感じない。言われるままに弾いてそう…あくまで根拠のない自分の感想なんだけど。4thアルバムまでしか聞いたことなくて、あれからどんどんメンバーも変わっているらしく、いまはどうなってるか知らない。
ネオクラシカルつまりクラシックっぽいんだけど、同時に歌謡曲っぽくもあってメロディがキャッチーで親しみが持てる。でも一方でちょっとダサくも感じる。ボーカルもきっちりコーラスワークされている。ボーカル自体はソウルフルに歌い上げているんだけど、楽曲優先で歌ってる感じはする。
とにかく優等生的でソツがないというか、ちゃんとギターやキーボードのソロもあってスリリングな感じもあるんだけど、勢いが少し弱い感じがする。サウンド自体も全然トガってなくて聞きやすくミックスしてある感じ。
だから自分はあらためてDREAM THEATERのすごさを感じずにはいられなかった。
でもいまでもたまに聞いている。
自分はもうこの分野は追いかけていない。DREAM THEATERの新譜をたまにチェックするぐらいになってしまった。ひょっとしたらいまだったら超新星とか、なんならとっくにDREAM THEATERよりもビッグネームなグループがいるのかもしれない。
というのを承知の上で興味を持たれたら聞いてみるといいと思う。
自分はアメリカのプログレッシブメタルバンドDREAM THEATERが大好きで、当時出ていたアルバムだけでは満足できず、似たグループも探していたところSymphony Xの次にこのバンドと出会った。
このアルバムはなんといってもあのプロレスラー蝶野正洋の入場テーマCrashの原曲であるMartial Artsが収録されている。日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」の名物企画「笑ってはいけない」シリーズの中で、月亭方正が蝶野正洋になんだかんだでビンタされるコーナー(?)があって、そこで毎回流れるのでこの番組をずっと見ている人なら聞いてすぐ分かると思う。
自分はこの曲との出会いの方が先だったので、テレビで流れていたのを聞いたときは違和感があった。でもWikipediaによると蝶野がコペンハーゲンのライブハウスでアンドレに楽曲の制作を依頼したらしい。正直あんまりプロレスラーの入場テーマには似つかわしくないと思う。
ノリがあんまりバンド音楽っぽくない。なんか打ち込み音楽っぽい。でもちゃんと生ギターを使ってる。ほんと「使ってる」って感じ。キーボードのアンドレ・アンダーセンがきっちり曲を管理している。ギタリストに個性を感じない。言われるままに弾いてそう…あくまで根拠のない自分の感想なんだけど。4thアルバムまでしか聞いたことなくて、あれからどんどんメンバーも変わっているらしく、いまはどうなってるか知らない。
ネオクラシカルつまりクラシックっぽいんだけど、同時に歌謡曲っぽくもあってメロディがキャッチーで親しみが持てる。でも一方でちょっとダサくも感じる。ボーカルもきっちりコーラスワークされている。ボーカル自体はソウルフルに歌い上げているんだけど、楽曲優先で歌ってる感じはする。
とにかく優等生的でソツがないというか、ちゃんとギターやキーボードのソロもあってスリリングな感じもあるんだけど、勢いが少し弱い感じがする。サウンド自体も全然トガってなくて聞きやすくミックスしてある感じ。
だから自分はあらためてDREAM THEATERのすごさを感じずにはいられなかった。
でもいまでもたまに聞いている。
自分はもうこの分野は追いかけていない。DREAM THEATERの新譜をたまにチェックするぐらいになってしまった。ひょっとしたらいまだったら超新星とか、なんならとっくにDREAM THEATERよりもビッグネームなグループがいるのかもしれない。
というのを承知の上で興味を持たれたら聞いてみるといいと思う。